皆さんは、「ASML(エーエスエムエル)」って聞いたことがありますか?
閉店したショージエスタ店の跡地に2019年1月にできた会社で、以前まるひネットでも取り上げて大きな反響を呼びました。
関連記事:ショージエスタ店があった場所に出現!「ASML」って何?
Wikipediaによると、「半導体製造装置メーカー」とのこと。
外国の方が出入りしているのも見かけるので、何だかよくわからないけど気になる!と思っていた方も多いのではないでしょうか。
今回、そんな謎だらけの会社「ASML」のオフィスにまるひネットメンバーが潜入してきました!!
どんなオフィスでどんなことをしているのか…実際に見れるということでわくわく!対応してくださったのは、4人のASML社員の方々。広大OBの方もいらっしゃいました。
まずは、ASMLがどんな会社なのか、ということを説明していただきました。
結論から言うと…「ICチップを作るための機械を作っている会社」なんだそうです!!
ICチップには様々な機能が集約されており、私たちにも身近なスマートフォンやパソコンなどの電気製品に利用されています。今や私たちの生活に欠かせないものですよね。
八本松町に、「マイクロンメモリジャパン」というICチップを作る会社の工場がありますが、そのような会社にICチップ製造用の機械を販売しているのだそうです。
では、実際にASMLで作られている「ICチップを作るための機械」とはどんなものなのでしょうか??
ASMLで作られているのは「縮小投影露光装置」という機械で、「人類史上最も精密な機械」と言われているそうです。
ICチップの製造工程のうち、半導体に回路を転写する、というとても重要な工程で使われます。
この機械、どれくらいすごいかというと…
アーチェリーの矢を50万㎞(地球と月の距離は38万㎞なのでそれ以上)先の的にミサイルよりも早く動きながら当てるぐらいの精度なんだそうです!!
壮大すぎてよく分からない!?
…とにかく、とてつもない技術なんです!!
人類の技術の進歩に驚かされました。
ちなみに機械の価格は、高いものでなんと1台100億円を超えるそうですよ…!!!
そして、オフィスの様子も見せていただきました。
私たちが伺った日も、多くの外国の方々が働いていました!
ASMLジャパン全体では18ヶ国もの方々が在籍しているため、社内での会話は基本的に英語なんだとか。すごい!
なんでも、もともとASMLは日本ではなくオランダの会社。日本を含め世界16カ国60都市に拠点があり、23,000人もの社員を持つ大企業なんです。
今でこそ、大企業となり大きなオフィスを構えていますが、最初のオフィスはプレハブだったそうです。
製造や組み立てはオランダで行って各地へ出荷しており、西条のASMLではメンテナンスサポートなどを行っているとのこと。とても精密な機械のため、メンテナンスが大切なのだそうです。
ショージエスタ店跡にできたASMLオフィスですが、実は前から西条にオフィスがあったんだそう!オフィスを大きくするため、2019年1月に今の場所に引っ越したそうです。
謎に包まれた「ASML」、あの中で何をしているのか少しでもお分かりいただけましたか?私たちの生活に欠かせない会社だということで、少しでも身近に感じていただけたのではないでしょうか?
ASMLについて気になることがあれば、ぜひお気軽にコメントしてください!
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