近い未来、自動運転のバスがブールバールを走るかも!?東広島市の自動運転・隊列走行BRT実証実験に参加しました

話題

2023年の師走、ブールバールを見慣れない連接バスが走っていたのを目撃した人も多いのではないでしょうか。

もしくは、東広島消防署に停まっているのを見た人もいるのでは。

現在、東広島市ではブールバールに自動運転バスを走らせる計画が検討されており、その実証実験を行っています。

今までは人を乗せずに実験を行っていたそうですが、令和6年1月10日~2月4日の間、市民を乗せて実証実験を行うという噂を聞きつけ、自動運転・隊列走行BRT実証実験に参加してきました。

BRTとは、Bus Rapid Transit(バス高速輸送システム)の略。

バス専用レーンやバス優先信号などを組み合わせて、これまで以上に早く、時間通りに目的地へ到着できるシステムのことです。

鉄道と路線バスの中間に位置する輸送モードとのこと。

実現すれば、ブールバール沿線の交通渋滞の解消や、自家用車がなくても便利で質の高い移動ができるようになると期待されています。

今回の実証実験は事前予約制。

予約をした日時に集合場所へ向かいました。

そこで、担当者から今回の実験の資料と説明を受け、乗車時間まで待ちました。

時間になり、中央公園前バス停付近まで移動して乗車しました。

近くで見ると車体が長い! 全長は約18mだそうです。

連接部分の近くに座ったのですが、広島市内を走る市電を思い出しました。

全員が乗り込んだら出発です。

実証実験を行う区間はJR西条駅~広島大学の間。

この区間を往復します。

JR西条駅のロータリーは手動運転でした。

今回の実験では先頭車にも後続車にも運転手が乗る、自動運転レベル2の状態だそう。

将来的には、先頭車にだけ運転手が乗車するレベル4を目指しているそうです。

頂いた資料には、以下の図が載っていました。

自動運転の方法ですが、2023年11月~12月の実験でブールバールに見えないレールを設定。

その上をきちんと走っているか、衛星からの電波で確認しながら走行している状態だそうですよ。

イメージとしては下の図のような感じです。

そして、センサーやカメラなどを車両に搭載し、障害物を探知して走行環境を認識しているんだとか。

往路は、連接バスの自動運転を体験しました。

車内にはモニターが設置してあり、現在どのような状態で走行をしているのか、どういうふうにバスが走行環境を認識しているのかなどを見ることができました。

都度、担当者の説明もあったので分かりやすかったです。

運転席が表示された際、運転手がハンドルから手を離している状況が映し出され、本
当に自動運転なんだと実感しました。

乗り心地ですが、普通のバスと変わらないと私は思いました。

鏡山公園へ向かう坂道もスムーズに加速していましたし、時速40kmで制御されていましたが、特別遅いとも思いませんでしたよ。

自動運転には衛星測位システムを使っているため、高架などの障害物があると手動運転に切り替わりました。

将来的には、それを補足するようなシステムを作り、高架があっても自動運転で走るようにしたいそうです。

また、現段階では信号の色は認識できますが、信号認識と自動運転制御は連動していないそう。

前を走っている自動車が信号で止まればブレーキがかかりますが、信号待ちが先頭の場合だと手動でブレーキをかけなければならないそうです。

今後は、信号認識と自動運転制御を連動させたいそうですよ。

そうこうしているうちに、往路の終点である広島大学内の大学会館前バス停付近に到着。

バスから降りて記念撮影など、撮影タイムが取られました。

後ろの席から車内を撮ってみましたが・・・長い!

運転席には、たくさんのモニターがついていました。

さて、ここからは復路です。

後続車と隊列を組んで走行する実験が行われました。

池ノ上学生宿舎前バス停から御薗宇ランプ交差点付近までの区間を隊列自動走行です。

池ノ上宿舎前バス停まで手動運転で移動し、一旦停車。自動運転モードに切り替えます。

自動運転モードに切り替わるとモニターに1号車、2号車の表示が。

隊列走行をしている時はこのような表示になるそうです。

いよいよ実験開始です。

先導車と後続車の車間距離は10mで調整してあるそう。

車間距離を保ちながら2台が連なり走っていきます。

この様子を車外から見られないのが残念でした。

御薗宇ランプ交差点付近に到着したところで、再度、連接バスのみの自動運転に切り替えて中央公園前バス停まで帰ってきました。

信号待ちで停車した際、隣の車に乗っている人たちが、ビックリしたようにこちらを見ていたのが印象的でした。

この光景が当たり前になる未来があるかもしれないと思うと、ワクワクしますね。

今年度の実証実験は終了していますが、来年度も実験が行われるかもしれません。

その際は、また参加してどのくらい進歩したのか体感したいと思います。

この記事を書いた
東広島まるひネットライター|おはる
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東広島市 地域振興部 地域政策課 総合交通対策室
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https://www.city.higashihiroshima.lg.jp/soshiki/chiikishinko/1/1_1/37932.html

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