東広島市観光ガイドブック「E-magazine」、作ってみてどうだった?大学生にインタビュー!<PR>

話題

東広島市観光協会が2年に一度発刊している東広島市観光ガイドブックが、2021年2月、「E-magazine」という名前で新しくなりました!

東広島市内のお店で1冊330円(税込)で販売中です。

<販売店>
・西条酒蔵通り観光案内所
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B5サイズの54ページ。読み応え抜群の情報量です!

冊子では、西条、福富、豊栄、河内、安芸津、黒瀬、高屋、八本松、志和の9町について詳しく紹介しています。

観光スポットはもちろん、暮らす人から見たまちの魅力についても掘り下げている点が特徴です。

「こんな人が暮らしてるんだ」「こんな商品があったんだ」「こんな歴史、知らなかった」といった発見が盛りだくさん。

読めば、そのまちに訪れたくなる、好きになる。そんな冊子です。

素敵に仕上がった東広島市観光ガイドブック「E-magazine」。実は広島大学の学生と企画・制作を行ったもの。

今回は「E-magazine」の制作に関わった広島大学3年生、佐藤歩(さとうあゆみ)さん、石橋亜光(いしばしあみ)さんにインタビューを行いました。

「E-magazine」大学生はどれくらい関わったの?

Q.「E-magazine」、おふたりはどんなふうに制作に関わったのですか?

佐藤「出版社の方が誌面づくり、スケジュール管理、デザイン、印刷を担当し、大学生はそれ以外に関わりました。

プロジェクトが開始したのが、2020年3月。ちょうどコロナ禍です。東広島市観光協会さんから、市外・県外の方向けというよりは、地元の人が地域のことを知れるような冊子を目指したいというお話がありました。

東広島市観光協会さんと企画を練り、3ヶ月かけて各町へ取材に行きました。イベント紹介ページ以外の文章は、すべて大学生が書いているんですよ」

 

石橋「佐藤さんは大学生の全体統括を担当し、西条、豊栄、黒瀬、高屋、八本松、志和のページの文章を中心に書いています。私は福富、河内、安芸津のページの文章をおもに担当しました。

文章を書く前の、どなたに取材させていただくか、考えるところから行いました。例えば、福富のページでは移住者の方5組にインタビューを行っています。

移住者の方をストーカー並みに下調べし(笑)、仕事や移住のきっかけなど、その方に合わせてどういうことを聞きたいか、質問をまずは洗い出しました」

佐藤「私たちはこれまでもmahoLabo.として東広島の「人」にフォーカスを当てて取材し、WEBメディア『Yeast』でライターとして活動していました。

そういった取材経験や、活動を経て生まれたご縁がとても活きていたと感じます」

Q.想像以上にがっつりと関わっているんですね! 大学生は何人くらいが関わっていたんですか?

佐藤「総勢15人です。冊子の文章を担当するほか、写真を担当するフォトグラファーも大学生です。

そのほか、SNSで情報発信する仲間や、インタビューの内容を考えるのを手伝ってくれたメンバーもいます」

石橋「写真に関しては、インスタグラムで素敵な写真を見つけて、その方にメッセージを送り、写真をご提供いただくこともありました」

「E-magazine」制作での思い出は?

Q.たくさんの取材を行う中で、一番思い出に残っていることは何でしょう?

石橋「安芸津の取材で、牡蠣漁師さんの船に乗せていただいたことです。『橋の写真が撮りたいんです』と伝えると、沖まで連れていってくださったんです! 26ページに掲載されている2枚の写真です」

佐藤「私はこういった『東広島でこんな経験できた』って大学生が話しているのを聞くとすごく嬉しいんです。

冊子の作り手の『また行きたい』『もっと知りたい』という熱のこもった実感は、読者の方にもきっと伝わると思っています。

あとはご縁がとても嬉しいです。取材にご協力いいただいた方に、完成したE-magazineを贈ったとき、お手紙が40通にもなりました。東広島市内にそんなに私たちのことを知ってくださってる方がいると考えるとすごいですよね」

石橋「取材がご縁で、安芸津のじゃがいもの収穫体験をさせていただいたり、実は私は今、入野舞茸ふれあいの里でアルバイトをしているんですよ」

Q.東広島がより好きになったということが伝わってきます。東広島っておふたりにとってどんなまちですか?

佐藤「私は宮崎県宮崎市出身なんですが、東広島は9町それぞれで違った魅力があることが印象的でした。

山も海もあって、人がたくさんいるまちも、のどかなまちもあります。そして、そのまちが好きな人への取材を通し、何をまちの魅力と感じるかは人それぞれなのだと実感しました」

石橋「私は福岡県北九州市出身で、地域で何かまちおこしをしたいという気持ちがありつつ、何もできないまま大学生になりました。けれどこれまでのmahoLabo.での活動や酒まつりのボランティア、そして今回のE-magazineと、東広島のまちおこしに関われて嬉しいです。

E-magazineの取材を通し、これまで知らなかった体験ができたり、きれいな景色などを見ることができて、さらに東広島が好きになりました。知り合いや友人、後輩を案内できるようにもなりました」

おわりに

「地元の人が地域のことを知りたくなる」というコンセプトで制作された東広島市観光ガイドブック「E-magazine」。

企画段階では、各町を紙面で紹介する際に、「観光スポット」という切り口で取り上げたとき、まちの魅力がうまく伝わらないという気づきがあったといいます。

「じゃあ、それぞれの地域の魅力を伝えるためにはどうすればいいんだろう」と考えた時に、「スポットだけでなく、どんな人が住んでいるのかを掲載してみよう!」という発想に繋がったのです。

まちの魅力は、そこで暮らす「人」が生み出しているのかもしれません。

佐藤さんは、「地域のことを正しく、よりよく知れるもの」を目指して「E-magazine」の制作に臨んだといいます。

「このまちには何もないね」と多くの人は言うけれど、本当だろうか。田んぼがあるじゃないか! 田んぼは米作りに適した地形が必要で、こんなに素敵な人がお米を育てているんだ・・・。

そういった知識があれば、より地域に愛情がわきます。

「E-magazine」には、知れば人に伝えたくなる東広島のお話が詰まっていますよ。

今後、「E-magazine」を読み物としてだけでなく「自分たちが取材を通じてまちを知っていったように、読者の方々にも体験しながらまちの魅力を体感できるような機会も考えていけたら・・・」という彼女たちの未来への展望も聞けました。

今までにない新しい形となった東広島市観光ガイドブック「E-magazine」。ぜひ、読んでみてくださいね。

「E-magazine」は西条酒蔵通り観光案内所のほか、東広島市内のお店で1冊330円(税込)で販売中です。

<販売店>
・西条酒蔵通り観光案内所
・東広島市内ショージ各店舗
・となりの農家
・JA芸南
・紀伊國屋広島店 など 詳しくはこちら

この記事を書いたライター:こばん
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