白牡丹酒造を徹底紹介!飲んで訪れて楽しい酒都西条の酒蔵シリーズ⑦<PR>

グルメ

兵庫県の灘、京都の伏見と並び、日本三大酒処として知られている東広島市西条。

JR西条駅前の「西条酒蔵通り」には7つの酒蔵が集まっており、これだけ近辺に複数の酒蔵が点在するのは珍しいのだとか。

とはいえ、日本酒って何をどう選んだらいいかわからない……という人も多いのでは?

酒都西条の酒蔵シリーズでは、東広島まるひネットが、各酒蔵のことやおすすめのお酒などについて紹介していきます!

9/14(火)からお届けしてきたこの「飲んで訪れて楽しい酒都西条の酒蔵シリーズ」。

最終回の第7回目は、白牡丹酒造です。

※「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」が発令された際、営業時間の短縮や営業休止、試飲や試食などが中止になる場合があります。ホームページやフェイスブックなどで情報を確認してから訪れるようにしましょう。

※お酒は二十歳を過ぎてから、たしなみましょう。

白牡丹酒造へ酒蔵探訪

白牡丹酒造は、西条酒蔵通りのメイン通り沿いにあり、付近には西條鶴醸造や賀茂鶴酒造があります。

西条の酒蔵のなかでも古い歴史を持つ白牡丹酒造。

関ヶ原の戦いで、石田三成の右腕として活躍した島左近の末裔が延宝3年(1675)に始めたとされています。

1839年(天保10年)に五摂家のひとつである京都鷹司(たかつかさ)家の当主から品質の良さを賞され、鷹司家の家紋にちなみ、「白牡丹」と名付けられました。

自社精米をしており、仕込みの用途に合わせた精米歩合まで丁寧に精米しているそう。

また、日本酒の品質保持や人手不足を補うために機械を導入しています。

しかし、すべてを機械化するのではなく、人の手が必要な工程は人が行い、人と機械の良いところを融合して酒造りを行っています。

高品質で飲み飽きることのない、普段使いの日本酒を目指しているそうですよ。

それではさっそく、酒蔵探訪を始めましょう。

白牡丹酒造の本社見学室

「本社見学室」は、平日は予約をした人のみ、土日曜は誰でも見学が可能です。

彫刻家・棟方志功氏が白牡丹酒造のために製作した版画や、酒造りで使われていた道具などが展示されています。

白牡丹のロゴも棟方志功氏が作成したんですよ。

一角には、酒樽が置いてあります。

中身は入っておらず、誰でも持って写真を撮ることができるんです。

実際は軽いんですよ

 

中身が入っていれば、約90kgもの重さがあるという酒樽。いかに重そうに見せるかがポイントですね。

本社見学室の手前には販売コーナーがあります。

酒蔵限定酒もありますよ。

どの日本酒にするか迷ったら、試飲をしてから選んでみてはいかが。

白牡丹酒造 本社見学室
東広島市西条本町15-5
082-422-2142
<営業時間>平日9:30~16:00(要予約)/土日曜10:30~16:00
<定休日>第2・4土曜、祝日

白牡丹酒造の天保蔵

「天保蔵(てんぽうぐら)」には2つの建物があります。

天保年間に建てられた「旧蔵」と、昭和に建てられ酒まつりの時のみ公開される「新蔵」です。

どちらも、11月中旬から3月下旬まで仕込みが行われている現役の酒蔵ですよ。

写真は「新蔵」。

酒まつりの際には、新蔵内でふるまいにごり酒や酒蔵イベントが行われています。

2021年は、公開される予定はありません。

白牡丹酒造のおすすめ日本酒&スイーツはこちら

白牡丹酒造で販売されている日本酒やスイーツを紹介します。

まずは、酒蔵限定酒!

広島の酒 原酒(720ml、箱入り) 900円(税込)

19.5度という高いアルコール度数で味も濃いので、ロックで飲むもよし、割って飲むもよし。

自分の好みに合わせて楽しめますよ。

酒蔵でしか買えない限定酒です。

冷やして飲んでも、熱燗でも、ぬる燗でも常温でもおいしいですよ。

酒蔵おすすめの酒!

純米吟醸 生貯蔵酒(720ml、箱入り) 1,500円(税込)

こちらも酒蔵で限定販売されている日本酒です。

ラベルの絵は創業300年を記念して、彫刻家・棟方志功氏の手によって作られたもの。

ほのかなリンゴのような香り&サラッとした飲み口で飲みやすくなっています。

冷やして飲むのがおすすめ。

おすすめのスイーツ

広島の酒ようかん(220g) 600円(税込)

白牡丹の日本酒が入った白あんの羊羹です。

スッキリとした甘さ。淡い琥珀色の見た目と相まって、上品な味わいです。

アルコール分は0.6%。

白牡丹酒造の酒蔵探訪をしてみて・・・

白牡丹酒造は、歴史を感じる空間にフォトスポットが多くあり、興味深い場所だなと思いました。

母屋に足を踏み入れると、屋号の「嘉登屋(かどや)」という文字が入った暖簾が出迎えてくれます。

右手には、「ふね」と呼ばれるもろみを搾る際に使われていた道具をDIYして作られた棚が。

棚の上には日本酒や酒器などが置かれ、販売スペースになっています。

棚の中には、酒造りに使われていた道具や法被などがディスプレイされていますよ。

母屋のそばにあるのが「四日市 冥加の水(よつかいち みょうがのみず)」。

仕込み水を汲める時間は、8:00頃~20:00頃です。

本社見学室にはインスタグラムの枠が置いてあり、記念撮影にぴったり。

ぜひ撮影し、インスタグラムに投稿してみてはいかがでしょう。

もうひとつ、フォトスポットとして紹介したいのが、母屋から北西の位置に建つ「延宝蔵(えんぽうぐら)」。

1675年(延宝3年)に酒造業を創業した場所です。白壁の外観が美しいですね。

じっくり吟味して好みの日本酒を買った後、本社見学室で展示を見たり、撮影したり。酒蔵探訪を満喫できますよ。

この記事を書いた
東広島まるひネットライター|おはる
Instagram|@maeccho_25

白牡丹酒造
東広島市西条本町15-5
082-423-2202
<営業時間>平日9:30~16:00(本社見学室は要予約)/土日曜10:30~16:00
<定休日> 第2・4土曜、祝日
https://www.hakubotan.co.jp/
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