皆さんは「じゃぼん」というフルーツを聞いたことがありますか?
実は安芸津でしか栽培されていない幻の柑橘なんです。
地元の方に教えていただいたので今回調査してみました!!
じゃぼんは病気や害虫に強く、特別な手入れをしなくてもきちんと育つため、ほとんど放置で生産されています。どのように安芸津で広まったのかははっきりとしていませんが、のど飴などに用いられている「邪払(じゃばら)」という柑橘に似ているとも言われています。
こちらがじゃぼん。黄色い見た目はゆずに似ているような気もしますね。
皮をむくと中の果肉も黄色く、果汁がたっぷりでみずみずしい!香りもさわやかです。
気になるお味は…。
レモンより少しマイルドな酸味とグレープフルーツのようなほんのりとした苦みがありました!
実はじゃぼんはレモンと同じ香酸柑橘(酸味の強い柑橘類)なのですが、レモンと比べて糖が高いことが特徴。個人差はあると思いますが、そのままでも食べられます。
地域の農家さんによると、じゃぼんの果汁は酢などの加工品などにもよく用いられているそうですよ。
また、じゃぼんの果汁には発ガン抑制効果の成分も含まれているという話もあるくらい健康にも良いようです。
最近ではJAがじゃぼんの生産、加工品づくりに力を入れており、県や市、高等学校、地域のお店と共同してじゃぼんを使った新商品の開発も行われています。
JA芸南農産物直売所「ふれあい市」にもじゃぼんコーナーがありましたよ。お値段は1つあたり税込30円~90円とお手頃。
有限会社カスターニャとJA芸南がコラボしたじゃぼんチーズケーキ「安芸津日和」というスイーツも販売されていました。
これからじゃぼんを特産品にするべく開発が進められているようなので、見かける機会が多くなるかもしれませんね!
皆さんも是非、幻のフルーツ「じゃぼん」の新しい食べ方、使い方を考えてみてはいかがでしょうか?
この記事を書いた
東広島まるひネットライター | うっちん
JA芸南農産物直売所『ふれあい市』
東広島市安芸津町風早647番地
0846-46-1166
営業時間:8:00~15:00
定休日:1月1日~1月4日、8月15日
駐車場:あり
有限会社カスターニャ
広島市東区福田4-4018-2
082-883-0960
メールアドレス:info★castagna.co.jp
※「★」記号を「@」に置き換えてください。
ホームページ