JR西高屋駅周辺の整備が進んでいます。
最近の駅裏の様子。
なんか工事が始まりだしたなぁと気になっている人も多いのでは。
いつ、どうなる? JR西高屋駅
JR西高屋駅は2024年度の完成を目指し、整備がスタートしています。
駅舎自体はまだ工事はあまり進んでいません。
いったいどんな姿になるの?
東広島市 都市部 都市整備課が令和3年2月に発表した資料がこちら。
イメージ図を一部抜粋します。
なんかすごい!
現在の西高屋駅と比較すると、かなり変化しそうですね。
駅舎だけでなく、周辺のロータリーなども新しくなっていきそう。
このロータリーから駅裏にかけて連絡通路が出来る予定なのだそうですよ。
東広島市によると
デザインコンセプト『出会いとイノベーションのゲート』
○「駅」と「まち」をつなぐゲートをイメージ。
○情報ラウンジ棟部分に自由通路まで一体的に覆うゲートを設ける。
○賑わいがあふれ出し、地域と情報との出会いを創出。
3 整備概要
○南北自由通路、バリアフリー施設(エレベーター3基)、西高屋駅橋上駅舎等
○情報ラウンジ棟(公衆トイレ、待合交流スペース兼情報ライブラリ)
〇事業期間:令和2年度~令和6年度(予定)
〇概算工事費:約 29 億 5,000 万円
とのことなので、かなり力を入れていることがわかります。
情報ラウンジや、待合交流スペース兼情報ライブラリなど、交流の機能をもたせているのがおもしろいですね。
実は歴史的価値がある、JR西高屋駅の現在の駅舎
駅舎が新しくなるということは、今の駅舎がなくなってしまうということでもあります。(すべてではないかもしれませんが。)
東広島市を中心にレトロな建築を訪ねている東広島まるひネットの読者、Kaoruさんは「古い駅舎も跨線橋も取り壊されてしまうのは寂しい気持ちもあります」と話します。
というのも、西高屋駅の跨線橋(鉄道の線路をまたぐ橋)や、プラットホームの待合所などは長い歴史があり、価値があるものなのです。
見るからにレトロな駅舎ではありますが、建築好きな方たちにとっても見ごたえがあるものとのこと。
1959年建造、国鉄時代を彷彿とさせる跨線橋。
歴史が刻まれています。
なんと、跨線橋には古いレールを使用しているそう!
プラットホームの待合所は、1926年(大正15年)建造。
こちらも歴史が刻まれています。
木製で味がありますよね。西高屋駅設立当時からあるものなのだそうですよ。
KAORUさんの写真は2020年夏頃に撮影の写真です。
ほかにも紹介していきましょう。
~西高屋駅 KAORUさん フォトコレクション~
新しい駅舎に変わる前に、じっくり今の西高屋駅を眺めてみてくださいね。