賀茂鶴酒造を徹底紹介!飲んで訪れて楽しい酒都西条の酒蔵シリーズ①<PR>

グルメ

東広島市西条は、兵庫県の灘、京都の伏見と並び、日本三大酒処として知られていますよね。

JR西条駅前の「西条酒蔵通り」には7つの酒蔵が集まっており、これだけ近辺に複数の酒蔵が点在するのは珍しいのだとか。

さて、みなさんは「東広島市日本酒の普及の促進に関する条例」を知っていますか?

簡単に言うと、「東広島市で作られた日本酒で乾杯をしよーや!」ということです。

とはいえ、日本酒って何をどう選んだらいいかわからない……という人も多いのでは?

ということで、今回からシリーズで各酒蔵のことやおすすめのお酒などについて紹介していきます。

第1回目は、賀茂鶴酒造です。

※「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」が発令された際、営業時間の短縮や営業休止、試飲や試食などが中止になる場合があります。ホームページやフェイスブックなどで情報を確認してから訪れるようにしましょう。

※お酒は二十歳を過ぎてから、たしなみましょう。

賀茂鶴酒造へ酒蔵探訪

会社設立から100年以上を数える賀茂鶴酒造。

東京支社を開設し、大吟醸酒をいち早く商品化したことで全国にその名を知られるようになりました。

「賀茂鶴」の由来は、「醸す」の「かも」に旧地名の「賀茂(かも)」をあて、縁起のよい鳥である「鶴」とあわせたものだそう。

現在、4つの醸造蔵で酒造りが行われており、西条ではトップクラスの規模を誇る酒造会社です。

西条酒蔵通りには本社醸造蔵のそばに、一般の人でも気軽に訪ねることができる見学室直売所やレストランなどの施設があります。

賀茂鶴歴代の杜氏が目指してきたのが「甘辛の中庸」。甘すぎず辛すぎず、それでいて旨味のある調和のとれた日本酒を作り続けているそうですよ。

それではさっそく、酒蔵探訪を始めましょう。

賀茂鶴酒造の見学室直売所

醸造蔵として使用されていた一号蔵を改装し、2019年10月から営業を開始した賀茂鶴酒造の見学室直売所。

酒造りに使われていた道具の展示や写真を撮れるスポットなどがあり、楽しみながら酒造りについて学ぶことができるんです。

QRコードを読み取ると、展示物の説明が。フリーWi-Fiの設備が整っているというのも嬉しい。

賀茂鶴の酒造りについて解説したビデオを見ることができます。

お気づきでしょうか? イスは酒樽をリメイクしたもの!

普段見ることのできない麹室を模した部屋には、酒造りについてのパネル展示が。

実際に作業している場所に足を踏み入れた気分になれました。

併設の直売所では、酒蔵限定の日本酒やスイーツ、グッズなどが並んでいましたよ。

直売所内にあるプレミアムバーでは、8種類の日本酒と1種類の梅酒を試飲することができます。

メニューの内容は変更になる場合があります。

ここで試飲をしてから、好みの日本酒を選ぶのもいいなと思いました。


賀茂鶴酒造 見学室直売所
東広島市西条本町9-7
082-422-2122
<営業時間>
10:00~18:00(入場は17:45まで)
<定休日>
お盆、年末年始、そのほか酒まつり前など臨時休業あり

賀茂鶴酒造のニ号蔵と八号蔵

賀茂鶴酒造では週末を中心に、「杜氏による酒蔵案内」を実施しています。

日本酒造りを行う杜氏さんが、日本酒が出来るまでの工程や蔵について説明してくれるのです。

参加するには事前予約が必要です。

「杜氏による酒蔵案内」では、見学直売所で酒造りのビデオを鑑賞した後、 担当の杜氏さんが醸造蔵を案内してくれます。

見学できるのは、ニ号蔵か八号蔵のどちらか。

写真は二号蔵です。

実際に使われているタンクや道具を間近で見ながら、杜氏さんの話が聞けるという特別な時間を過ごすことができます。

杜氏さんによって話す内容も違うそう。すべての杜氏さんの説明をコンプリートするために、何度も酒蔵見学に通う強者もいるのだとか!

「杜氏による酒蔵案内」の情報は賀茂鶴酒造の公式Webサイトアップされているのでチェックしてみて。

賀茂鶴酒造 杜氏による酒蔵案内
週末を中心に不定期開催
見学時間 14:00~15:00
参加費 1,000円(税込)※当日、現金払いのみ。お土産付き。
申し込みは賀茂鶴酒造の公式Webサイトから

賀茂鶴酒造の和洋食レストラン 佛蘭西屋

本社醸造蔵のそばに建つ、京都の町屋をイメージした建物は、賀茂鶴酒造の和洋食レストラン「佛蘭西屋(ふらんすや)」。

2階建ての1階は洋食部で和モダンフレンチを、2階は和食部で美酒鍋をはじめとした和食を味わえます。

料理には日本酒の仕込み水を使っているそうですよ。

洋食部でも日本料理の基本である出汁に注目し、出汁昆布や鰹節、干し椎茸を使用。

味噌や醤油、みりん、日本酒などの調味料も使うことで、日本人向けの西洋料理を目指しているとのこと。

ランチの美酒煮込みコース 2,750円(税込)をいただきました。

内容は、オードブル、スープ、メイン、パン、デザート、コーヒー、キャンディの7品。

オードブルは賀茂台地で採れた野菜を中心に使い、丁寧に仕上げたテリーヌ。

この日のデザートは、仕込み水のジュレの乗ったムースやダマスクローズのジェラートなどでした。

メインは峠下牛ほほ肉の煮込みです。フォンドボーの代わりに醤油や砂糖、日本酒、赤ワインで煮込むのだそう。

まろやかな味わいで、とてもおいしかったです。

趣のある店内で、贅沢なランチの時間を過ごすことができます。

キャンディには「FRANCE-YA」の文字が。金太郎飴みたいでカワイイ!

佛蘭西屋(ふらんすや)
東広島市西条本町9-11
082-422-8008
<営業時間>
1F洋食 11:30~14:30(L.O.14:00)、17:00~20:30(L.O.19:30)
2F和食 11:30~14:30(L.O.14:00)、17:00~21:00(L.O.20:00)
<定休日>
1F洋食 毎週木曜日、第3・4月曜日
2F和食 毎週水曜日、第1・2月曜日
ホームページ http://www.france-ya.jp/

賀茂鶴酒造のおすすめ日本酒&スイーツはこちら

賀茂鶴酒造で販売されている日本酒やスイーツを紹介します。

まずは、酒蔵限定酒!

特別本醸造 蔵出し原酒(720ml) 1,600円(税込)

穏やかな香りとまろやかな甘みが特徴。アルコール度数は18~19度。

冷やして飲むのがおすすめです。

酒蔵でしか買えない限定酒ですよ。

酒蔵おすすめの酒!

大吟醸 特製 ゴールド賀茂鶴(720ml、箱入り) 2,750円(税込)

バラク・オバマ元アメリカ合衆国大統領と安倍前総理との会食時に提供され、注目を集めましたね。

料理によく合う豊かな味わいで、桜の花びら型金箔入り。

冷やすか、ぬる燗がおすすめ。

おすすめスイーツ

日本酒ケーキ 箱入り1,782円(税込)/1ピース250円(税込)

広島の老舗ベーカリー「広島アンデルセン」とのコラボ商品。

甘すぎないスッキリとした大人の味。

純米酒を使い、口の中でジュワッと広がるバターの味わいと日本酒の芳醇な香りが楽しめます。

賀茂鶴酒造の酒蔵探訪をしてみて・・・

賀茂鶴酒造は、五感で酒造りを体験できる場所でした。

見学室直売所は写真映えスポットの宝庫で、酒造りで使われていた道具を手に撮影できるスポットがたくさんありましたよ。

見学室直売所のそばにある「福神井戸(ふくじんいど)」では、酒造りに使われている仕込み水を汲むことができます。

容器を置ける板が置いてありました。大きな容器を持って仕込み水を汲みに来る地元の人もいるそう。

基本は24時間、仕込み水を汲むことができますが、メンテナンス等で利用できない場合もあります。

見学室直売所で酒造りについて学び、佛蘭西屋で仕込み水を使った料理を味わい、酒蔵見学、試飲、お土産購入。日本酒尽くしの1日を過ごしてみてはいかがでしょう。

この記事を書いた
東広島まるひネットライター|おはる
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賀茂鶴酒造
東広島市西条本町4-31
082-422-2122
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