広大・なんでも総合研究所の「妄想旅行」の精度がすごい。公共交通機関を使って東広島市を縦断してる

話題

広島大学で「なんでも自由に」研究しているサークル、「なんでも総合研究所」

これまで、独自の観点で東広島にまつわることを研究した実録レポートは、東広島まるひネットでも大人気でした。

ダムを巡ったり、

東広島市周辺のダムを巡ってダムカードをもらってきた<なんでも総合研究所>

電車と徒歩で東広島市最南端の信号に行ったり。

「東広島市、最南端の信号」に電車と徒歩で行ってみた<なんでも総合研究所>

実際に行ってみての詳細なレポートが、臨場感あり好評です。

しかし、今年はコロナ禍の中、広島大学の学生たちは課外活動を制限しながら学生生活をおくっていました。(今は徐々に通常に戻りつつあるようです)

そんな背景からか、すごい実録レポートが誕生していました!!

題して・・・

【妄想旅行】できるだけ多くの公共交通機関を使って東広島市を縦断する|広島大学 自由研究サークル なんでも総合研究所 note

も、妄想旅行!?

東広島市縦断!?(しかも公共交通機関!)

なんでも総合研究所のW辺さんが企画・検証し、記事に仕上げています。

すごいことになっているので、東広島まるひネットでも一部紹介させていただきます!(詳細は↑リンク(note)をご覧ください!)

できるだけ多くの公共交通機関を使って東広島市を縦断するってどういうこと?

テーマは「できるだけ多くの公共交通機関を使って東広島市を縦断するルート」

0. 実際に旅行できるルートにする
1. 東広島市内を走る公共交通機関をできるだけ網羅し、かつ1回だけ使う
2. よりローカルな交通機関優先
3. 東広島市外に出ない
4. 日帰り(始点~終点まで一日で行けるルート)
5. できるだけ歩く距離を少なくする
6. 無駄な移動(同じ道の往復など)をできるだけしない

この条件に沿って「できるだけ多くの公共交通機関を使って東広島市を縦断するルート」を探します。

「公共交通機関をできるだけ網羅する」「よりローカルな交通機関優先」というのが、独自性に繋がりそうで期待!

というか、そもそも縦断できるのか・・・?

果たしてどんなルートに?

おおまかには、こんなルートを目指して検証がスタート。

西条駅から出発し、北上。豊栄から河内、西条、黒瀬、安芸津と縦断後、安芸津から北上し、また西条駅に帰ってくるというルートです。

移動には、コミュニティバスも積極的に利用しています。

コミュニティバスは、運行ルートが曜日別に決まっていたりするため、曜日を決めたり、旅の実現に向けては時刻表も加味しなければなりません。

ところでコミュニティバスは予算・人員削減のためか運行ルートが曜日別に決まっていて、全てのルートを毎日運行しているわけではないようです。なので何曜日に旅行するかを決めなければいけません。このルート中一番の難所は「黒瀬さくらバス」(黒瀬)と「海風バス」(安芸津)の間の乗り継ぎで、ほかの交通手段がないので徒歩になります(後述)。そのためここが一番短くなるように決めると、旅行をするのは平日の火曜日になります。

いよいよルート決めですが、まず豊栄~河内~西条のルートを決めます。ルート的には豊栄地域-(国道375号)→上戸野-「あゆピチふれあい号」→河内駅-(JR山陽本線)→西条駅となりますが、最初に決まるのは「あゆピチふれあい号」(河内)です。というか上戸野河内駅を通る路線は1便しかありませんでした(上戸野10:30発~河内駅11:04発)。ついでに11:04以降に発車する西条駅行きの列車も調べます。

こんな風に、ひとつひとつ丁寧に調べ上げていて、本当にすごい・・・

仕上がった工程表がこちら!


【妄想旅行】できるだけ多くの公共交通機関を使って東広島市を縦断する|広島大学 自由研究サークル なんでも総合研究所 note

※なんでも総合研究所による本編のnoteには、それぞれの根拠も詳細に書かれています。

しかもグーグルマップで妄想旅行まで!

ルートとスケジュールが決定したら、実際にグーグルマップで妄想旅行をしていました!

旅の始まりは西条駅。ある火曜日、7:00発のバスに乗るために早起きして行きます。

画像3

早朝の西条駅(2015/12/27 6:40撮影)

すごく早起きしてスタートです。

コミュニティバスを含めた公共交通機関の画像は、ウィキペディアやSNSから引用されており、画像の著作権にしっかり配慮。メディアリテラシーの観点からもすばらしいまとめ上げ方です。(編集部注:マニアックな感動の仕方ですみません)

記事を読めば、東広島市内の公共交通機関にかなり詳しくなれるのでおすすめです!

13:51、中黒瀬に着きました。ここから一区間だけ広島電鉄バスに乗るために北上保田に向かいます。ちなみに北上保田は「きたかんぼうだ」と読むようです。

こんな風に、さきほどの工程表に沿って、グーグルマップで景観を紹介しているので、実現可能性がかなり高そう。

読んでいると旅している気分になりますよ!

果たして、実現できる日は来るのか。今後、なんでも総合研究所のメンバーが実際にやってみるのかどうかも気になりますね。

詳細に計画されているので「やってみたい!!」と思ったあなた、ぜひやってみてください!(そしてどんな感じだったか教えてくださいね!)

なんでも総合研究所(W辺さん)の記事全文は、こちら↓からどうぞ!!

【妄想旅行】できるだけ多くの公共交通機関を使って東広島市を縦断する|広島大学 自由研究サークル なんでも総合研究所 note


広島大学「なんでも総合研究所」
なんでも総合研究所Webページ: http://hunir.html.xdomain.jp/
なんでも総合研究所Twitter:https://twitter.com/hu_nir

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