布花という作品をご存じですか?
布花とは、50種類以上の布を専用の染液で染めてコテやハサミなどの道具と人の手で生花のようなお花を作る作品です。
お花の一瞬を切り取ってそこで自分が感じたこと、想いを表現できるアートとなっています。
初めて見たときは、ほんとに布!?とびっくり。本物と見分けがつきませんでした…。
手染め創作布花・千里の主宰 相川さんは布花を知ってもらいたい!との想いで活動されています。
現在は、アトリエショップや、布花教室、東広島市西条中央にある「のだ医院」へのデイケア訪問を行われています。
こちらの写真は相川さんがモデルとなって、着物にも合う布花の魅力を伝えています!
相川さんは、2016年に愛媛県大三島で布花と出会い、その後2017年に結婚を機に東広島へ引っ越して来られました。
1年間毎日作品を作りほとんどの技術を習得されたそう。
今でも師匠に作品を見ていただいて指導を受けておられます。
また、2021年2月に東京で行われる「第26回日本の美術全国選抜作家展」にも選ばれています!
相川さんが大事にされているのは、技術だけでなく、創始者である山上るいさんを今でも尊敬されている師匠の方々の想い。
自分が、師匠となっても常に自分の師匠のことを尊敬している師匠の姿を継承していきたいとお話してくださいました。
今回は少しだけ布花作りの体験もしました。
作ったお花は「ローダンセ」
真っ白な絹の布を染色し、切っていきます。
花の中心の部分は裁縫で使う仕付け糸で作り、専用のコテを使って動きを付けた花びらを巻き付けていきます。
不器用な私でも最後はちゃんとお花に見える可愛いヘアピンを作ることができました!
教室では生徒さんの要望に合わせて、講座のスケジュールや作るお花を決めておられるそうです。
レッスンは1作品を完成させるまでの料金で、5,500円~(染料・材料費別途)。
親子で受けられる親子レッスンや体験レッスンもあります。
作れるお花は、100種類以上で、一旦作り方を教わったらお家でも続けることができます!
こちらは生徒さんの作品。
息子さんの結婚式のウェルカムボードを自分で作成されました。
リース作り1回目とは思えない高いクオリティです…!
また、デイケアでは、利用者の方から達成感や自分でやったという自信が味わえるから布花を教えてもらい習い事のように楽しんでいます。との声もあるそうです。
元々年配の方と関わるお仕事を考えておられたこともあって、今後もデイケアでの活動ももっと増やしていけたらと相川さんは仰っておられました。
ウェディングや成人式、大切な方へのプレゼントなど創作依頼も受けておられるそうです。
気になった方はまずは、作品を実際に目で見に行かれてはいかがでしょうか?
この記事を書いたのは
東広島まるひネットライター | うっちん
手染め創作布花・千里
布花教室 自宅サロン
アトリエショップ
東広島市八本松東6丁目2-31(東広島八本松ガーデンプレイス内)
アトリエショップ在店日 不定休
(毎週土曜日に翌週の在店日をHPに記載)
※個別対応有・要電話
080-4267-0231
HP:http://fnc-chisato.com/
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