大学生ライターの目線で、大学生の活動にフォーカスするシリーズ第3弾!
第1弾 災害と向き合う「学生ボランティア団体アイリス」の紹介
第2弾 広島大学で国際問題をディスカッション。新たな団体「UNISC 広島支部」をインタビュー
今回のライターは広島大学法学部1年・山本千尋さん。地域盛り上げ隊「たのした」の紹介です。
地域盛り上げ隊「たのした」。
西条下見の住民なら、よく聞く名前ではないでしょうか。
気になるその活動について、「たのした」に所属している広島大学の学生、
西村百加さん(総合科学部 4年)
矢田優さん(経済学部 2年)
松永美紀さん(経済学部 2年)
にお話を伺ってきました。
左から、西村さん、矢田さん、松永さん。なんだか楽しそう!
-団体の目的は?
下見地域を盛り上げ、学生と住民や企業をつなぐことを目的とした団体です。
「下見に生まれ、下見で育ち、下見で学び、下見で働くものたちが、地域を愛し、人を愛し、楽しく、笑いのある安全安心な町にするための活動を行う。」という理念を持っています。
-設立の経緯は?
2013年に地域住民と企業の方で設立されています。
団体創設の背景にあったのは、県外出身者の多い広島大学と地域のつながりの薄さに対する危惧でした。
本格的な学生の加入が始まったのは2016年です。
きっかけは今日来てくださっている西村さんが学生部を立ち上げたことですね。
西村さん:多くの学生が長い時間を過ごす西条下見を盛り上げたいと考えていたところ、「たのした」を設立した住民や企業の方と意気投合しました。
「学生のうちに自分以外の誰かを喜ばせる力を培ってほしい」という声もあり、双方の協力で学生部の創設に至りました。
-現在行っている活動について、詳しく教えてください。
フードフェスタなどの地域の皆さんと地域で行うイベントを、盛んに行っています。

写真は12/1(日)に開催されたばかりのフードフェスタの様子です。

毎年7月にはゆめタウン学園店の駐車場を借りて、夏まつりを開催しており、地域の企業がお店を出したり、大学サークルに声をかけて出し物をしたり、カープの選手(山本選手)を招いてミニ運動会もしていますね。
イベントを開催することで地域と学生が直接つながるいい機会になればと思っています。

また、毎週水曜日にFM東広島でラジオを収録しています。ゲストをお招きしながらゆったりトークする番組です。

それから、地域の住民や企業の方との週一回のミーティングでは、学生が出したイベント案について地域の方や企業の方々と意見を出し合い、定期的にイベントを開くための準備をしています。
-活動していて良かったことはどんなことですか?

西村さん: 地域で「たのした」の名前が聞けること、「たのした」の知名度が上がって地域に浸透していくことが楽しいし、うれしいですね。イベントを行うことで、人の縁を広げるお手伝いができればいいなと思います。
松永さん: 自分ひとりでは形にするのが難しいアイデアも、地域の大人や仲間に意見をいただきながら、実現できるのが良いところです。
矢田さん:たのしたに入ったことで普段は出会えない留学生や大人の方と出会い、交流できる喜びがあります。
-今後の活動について教えてください
地域の方たちと活動をしていくというところは変えず、交流を深め、「たのした」のイベントに参加すると楽しいというイメージを定着させていきたいです。

「たのした」を構成するメンバーが代わっても組織として受け継がれていく、今後も続いていく団体でありたいと思います。
ー学生、住民、企業。それぞれが協力して地域を盛り上げ、自分たちも楽しむ。その姿勢に惹かれました。これからも応援しています!
直近では、餅つきと、西条の風習「とんど」のイベントを、1月に学生団体「わくわく」さんと合同で行います。
ぜひお越しください!
「たのした」の情報発信
ブログ http://ripple-hirodai.com/wp1/
フェイスブック https://www.facebook.com/tanoshita3/
ツイッター https://twitter.com/tanoshita3

この記事を書いたライター:広島大学法学部1年 山本千尋
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