東広島市にコロナの「ワクチン接種対策準備班」設置→ワクチン接種できるのは誰?値段は?

東広島市HP
話題

新型コロナウイルスの予防に向けて、ワクチンの接種が現実味を帯びてきました。

新型コロナウイルスのワクチンについて、菅首相が1/4(月)の記者会見で、2月下旬までに接種を始めるという目標を示しましたよね。

厚生労働省は、2月下旬をめどに医療従事者、3月下旬をめどに高齢者へ接種を始める体制でワクチンを確保する方針、といった報道もありました。

ワクチンの接種が今回の新型コロナウイルスの流行を抑えることができたらいいけれど、効果があるかは、現時点ではわかりません。

身体への影響も気になるところ。「ワクチンを受けたくない!」という意見ももちろんありますよね。

意見はいろいろあるものの、果たして、新型コロナウイルス対策としてのワクチン準備は、東広島市でどんなふうに進んでいくのか・・・?

昨日、大きな一歩があったようです!

1/6(水)、東広島市は、広島県内のほかの市に先駆けて、新型コロナウイルスのワクチン接種の準備を進める専門の班を設置しました。

東広島市の場合、新型コロナウイルスに対する対応は、「対策本部」で意思決定があり、2020年4月に設置された「東広島市新型コロナウイルス対策室」が実働部隊として各種事務事業を行ってきました。

その「東広島市新型コロナウイルス対策室」中から東広島市の職員8人がメンバーに選ばれ、「ワクチン接種対策準備班」が設置されたようです。

ワクチン接種対策部門長となるのは、こども未来部長の上田祐子さん。ほかのメンバーには、高齢者や学校の担当課、情報システムの担当課の職員さんもいるそうですよ。

ワクチン接種の実施スケジュールの調整などが、今後、具体的に進んでいきそうです。

以下、東広島市の髙垣 広徳市長のフェイスブックより、引用(全文)です。
赤文字は編集部による

【ワクチン接種対策準備班の設置】
本日、新型コロナウイルス感染拡大を封じ込める効果が期待されている「ワクチン接種」を計画的かつ円滑に実施するため「ワクチン接種対策準備班」を設置しました。
新型コロナウイルスに対する対応は、対策本部において意思決定をし、昨年4月に設置した「東広島市新型コロナウイルス対策室」が実働部隊として各種事務事業を行ってきました。
今回、2月末から始まる「ワクチン接種」に向け、対策室の中に「準備班」を新設し、情報収集や関係機関等の連携を強化することとしました。
ワクチン接種については、国、県、市町村の連携の下、実施されることとなりますがそれぞれの役割は、
① 国は主導的な役割として、ワクチンの確保、接種順位の決定、健康被害救済に係る認定
② 県は広域的視点から、優先的な接種の対象となる医療従事者等への接種体制の調整、専門的相談対応等
③ 市町村は住民に身近な視点で、住民への接種勧奨、予診票・クーポン券の発行、医療機関との委託契約、集団的な接種を行う場合の会場の確保等
となっています。
今後具体的なことが決定されていきますが、連携を密にしながら遺漏のない対応をしていきたいと思っています。現時点で分かっている主なものは、以下の通りです。
ワクチン接種対する市民の皆さんの負担はありませんが、医療機関や集団接種会場で2回(1回目を接種してから最短で22日、最長28日で2回目を接種)接種していただくこととなり、事前に接種券(クーポン券)」を送付させていただきます。
接種順位の大まかなイメージは、重症化リスクの大きさ等を踏まえ、①医療従事者等②高齢者③高齢者以外で基礎疾患を有する者、高齢者施設等の従事者となっており、それ以外の者に対してはワクチンの供給量等を踏まえ順次接種していただく予定です。
ワクチン接種は市民の皆様からの期待も多きものがあると考えており、迅速な対応ができるよう努めてまいります。
市民の皆さんには引き続き、「5つに場面」を避けるなど感染防止に向けた基本事項の励行をお願いします。

こちらを読むと、まず、ワクチンの接種は2回、無料で受ける体制となっているようです。

また、ワクチンの接種の優先順位は、

①医療従事者等
②高齢者
③高齢者以外で基礎疾患を有する者、高齢者施設等の従事者
(④それ以外の人)

ということです。

基礎疾患のない若い人や、子どもは優先順位は低めの想定です。

今後、具体的に計画を練っていただき、スムーズにコロナ対策をしていけたらいいですね。

まずは日頃の感染対策から、続けていきましょう。

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