2022年 東広島市商工会議所青年部が見据える地域連携のカタチに迫る!地域共生の事例紹介<PR>

話題

東広島市商工会議所青年部、通称「東広島YEG」について知っていますか?

「YEG」(若き企業家集団)とは商工会議所青年部の英語名(Young Entrepreneurs Group)の頭文字をとったもので、 同時に商工会議所青年部の持つコンセプト(若さ、情熱、広い視野)を持った経営者=Youth, Energy, Generalist を表しています。

引用:https://www.hhyeg.jp/about/

「東広島市商工会議所青年部(以後、東広島YEG)」の活動は東広島市の発展にも大きく関わっています。

以前、東広島まるひネットでは、「東広島YEG」企業の専門性を活かした講座での、地域貢献活動について紹介しました。


関連記事:東広島商工会議所青年部の地域貢献活動!企業のノウハウを学べる新たな取り組み

そんな「東広島YEG」が2022年度に掲げるスローガンは

「BLACK」〜世界に、きっかけを。〜

その思いを聞くとともに、企業×行政×地域連携からなる新たな地域共生の事例についても紹介します。

東広島市は、地域共生社会の実現に向けて加速しているようです。

「東広島YEG」2022年活動への思いは?

「BLACK」〜世界に、きっかけを。〜というスローガンは、どういう思いで掲げられたのでしょうか?

2022年度、東広島商工会議所青年部 会長の杉原里志さん(株式会社ixis 代表取締役)に話を聞きました。

(写真左:会長 杉原里志さん 右:専務理事 宮原涼さん)

ー今年度の活動方針について教えてください

東広島YEGは全国の商工会青年部の活動から「お祭り」を軸にしてる団体に思われがちですが、その役割の基本は、商工業発展のために新たな文化的価値の創造でこの地域を豊かにすることにあります。

「文化的価値の創造」とは何か?
最終的に自分達が考えたのは「商売をきちんと発展させること」。

今は時代の変化が早いので、若い世代が「0(ゼロ)リスク思考」になりがちです。

団塊の世代に比べてリスクを嫌う傾向にあるからこそ、私たちがどれだけ挑戦していくかが鍵になると考えています。

「BLACK」〜世界に、きっかけを。〜というスローガンには、個々の色を出して発展させていく思いを込めました。

お互いに社業発展への知恵を出し合うことで、社業の発展がいずれ地域の発展に、そして日本経済の発展へと繋がっていくと考えています。

ー企業×行政の連携にどんなことを期待しますか?

企業発展には、小さな仮説を立てながら手応えをつかむ必要があるのですが、年々起こる災害やコロナ禍など、世の中の情勢は目まぐるしく変わっています。

そのため、企業として仮説を立てるのも難しい時代となっています。

そんな中、市との連携で今の地域の課題をきちんと把握する手段があるのはありがたいことです。

 

そんな杉原さんから、新たな地域共生社会のあり方を考える上で、今注目の企業を教えていただきました。

新和金属社員発案の「地域お助け隊」って?

新和金属株式会社(以下、新和金属)は、安芸郡府中町に本社、東広島市高屋台に工場を構える、自動車関連部品のメッキ事業を主とした企業です。

2019年に創業60周年という節目を迎え「FACTORYからWACTORY」をスローガンに、社員の発案を取り入れた、新たな取り組みをスタートさせました。

そのひとつが「地域お助け隊」です。

地域お助け隊

こちらの写真は、実際に新和金属の社員が地域の方と一緒に清掃活動をしている様子。

地域お助け隊」は2020年11月に発案、2021年からスタートした活動です。

現在は年2回、高屋台の是国地区の清掃活動に社員が参加しています。

この取り組みが始まったきっかけはなんだったのでしょうか?

発案者である、社員の菅原ゆかり(すがはらゆかり)さん、白砂久枝(しらまさひさえ)さんに話を聞きました。

(写真左:白砂久枝さん 右:菅原ゆかりさん

ー「地域お助け隊」発足のきっかけについて教えてください

創業60周年をきっかけにSDGsを絡めた取り組みを考えることになり、色々と調べるところから始めました。

社員の家族が住んでいる「是国地区」での高齢化問題を耳にし、ちょっと話を聞いてみようということになったんです。

コロナ禍で活動がますます制限されている問題のほか、高齢化で清掃活動への参加者が少なくなっていると聞きました

最初は地域の人たちと20人ほどで溝の掃除やゴミ拾いなどから始め、一緒に作業をする中で会長さんから粗大ゴミの収集についても大変だと聞いて、今では年2回の粗大ゴミ回収が通例となってきました。

収集場所に降ろしたり、車に積んだり、意外と重いんですよね。

ー今はどんな気持ちで続けていますか?

地域の人の「助かったよ」という声を聞き、続けていきたいと思っています。

一緒に活動する中で「SDGsについて教えてほしい」という話もいただいて、会社として取り組んでいることに興味を持っていただけるのは嬉しいことです。

ー活動を続けて変化したことはありますか?

「地域お助け隊」をきっかけに私たち自身、社内のいろんな人と話すようになりました。

また、地域の人からもよく相談をしていただけるようになり、今はシソ農家さんと、何かできないかと考えているところです!

FACTORYからWACTORY

社長の新谷浩之(しんたに ひろゆき)さんに、「地域お助け隊」のきっかけとなったスローガン「FACTORYからWACTORY」について聞きました。

ー「WACTORY」について教えてください

「WACTORY」には、「和・枠取り・ワクワク」の意味があります。

年齢、性別、障害の有無関係なく、従業員にも分け隔てなく接し、「枠」を超えたコミュニケーションのあり方が新和金属の軸。

「地域お助け隊」も、「枠」を超えたコミュニケーションのひとつと言えます。

社員が無理せず新鮮な気持ちで続けていけることを重視しており、「やらなくちゃ」という気持ちにしないためにどうするかを考えています。
また、社員のチャレンジや“やりたい”という気持ちを大切にしたいと考えています。

今後も「枠」を超えた取り組みをさまざま進めていきたいです。

ここは新和金属の農園で、社員が自主的に野菜を育てているのだそう! これも「WACTORY」の取り組みのひとつ。

企業と地域との枠を超えて、新たな繋がりが生まれています。

高屋東是国地区のみなさんはどう思ってる?

「地域お助け隊」が活動する高屋東是国地区の元区長 中村雄三(なかむらゆうそう)さんにも話を聞きました。


(写真は中村雄三さんと里美さん夫妻)

是国地区も、高齢化が進んでおり地域の清掃活動でも高齢者ばかりで、作業を進めることがだんだんと難しくなっています。

そのような時、新和金属さんから話をいただき、若い職員さんが手伝いに来てくださいました。

活動に来てくれることは、作業の面で大変ありがたいし、なにより地域に活気が出ます。

今後とも繋がりを大切にしながら、清掃作業とともに交流が進んでいけばと思っています。

まとめ

新和金属の「地域お助け隊」など「和を大切に、ワクワクと枠を超えた」取り組みは全部で14個。

「困っている人を助けたい」という社員の思いから始まったプロジェクトは、結果的に、社内の働きやすい環境づくりと本業の成長にも繋がりました。

まさに、東広島YEG杉原会長の描く、企業の発展が町や市民の暮らしを豊かにし、結果として日本の経済発展となる、期待高まる事例でした。

みなさんが住んでいる地域でも、地元企業が何か取り組んでいるかもしれません。

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この記事を書いた
東広島まるひネットライター|ゆきむら
インスタグラム @akitsu_kurasu

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