テイクアウトを始めた飲食店さん、必見!広島県の助成金制度を紹介

話題

今回は、行政書士の中嶋さんによる寄稿です。

テイクアウトを始めた飲食店さん必見の助成金制度について紹介してくださいます!


こんにちは。行政書士の中嶋です。

東広島市内でも、いろんなお店の料理が、自宅で楽しめるようになってきました。

コロナ禍をきっかけに、新しくデリバリーやテイクアウトを始めた事業者さんは多いと思います。

「想定外の費用や手間がかかって大変」、今回は、そんな事業者さんを応援するために、使い勝手がいい広島県庁の助成金制度の申請について、詳しく紹介します。

ぜひとも読んでほしいのは、今年4月以降からテイクアウトやデリバリーをはじめた飲食店事業者さんです。

予算に限りがあるため、該当する方はどうかお早めに!

テイクアウト・デリバリー参入促進事業(広島県)

【概要】

県内の飲食業または宿泊業を営む事業者が、令和2年4月1日以降に、新たにテイクアウト・デリバリー事業に参入する際の初期経費を助成。

【申請受付期間】

令和2年5月7日(木)~令和2年7月31日(金)

予算額に達した場合は受付終了になるため要注意!!
※申請書が受理されたひとから審査に移ります。早い方が有利!!

【助成金額】

限度額30万円(助成率10/10)

※経費が10万円なら、10万円全額助成
※令和2年4月1日以降で既に支出した経費も領収書等が残っていればそれも助成対象

【対象経費】

販売促進費

印刷製本費、広告掲載費、PR映像制作費、WEBサイト等制作費、看板・のぼり等の制作費 等

配送用車両等借上費

デリバリーバイク・自転車等のリース・レンタル料等(最長3か月間) ※購入不可

器具備品費

梱包・包装資材(はし等の食器類、包み紙、手提げ袋、おてふき、ナイロン手袋、クーラーボックス、岡持、調理器具) 等

店舗等内装工事費

飲食店営業許可(3類)の仕出し・弁当に変更するための調理室の間仕切り設置費、テイクアウト用の小窓やショーウィンドウの設置費用 等

【スケジュール】

 手続きはすごく簡単。申請書類の提出について、詳しく見ていきます。

【申請書類】

書類はたったの2種類。記入箇所は5か所だけ。
仕上げたら、これらを簡易書留等で事務局に郵送します。
なお、郵送以外の方法(持参等)は受け付けてもらえないためご注意ください。

ア 事前申出書


④記入

※助成対象期間内に支出したもの(支出予定のもの)を記入
※支出予定のものについて見積書や、支出したものについて領収書等の添付は、申請時点では求められていません(報告時には領収書等は必要)

※助成対象期間は、下記のどちらかになります。
(i)「事前申出完了通知日から令和2年10月31日までの最長3か月」
(ii)「令和2年4月1日以降で事前申出完了通知日より前に経費が発生している場合は、最初に経費が発生してから3か月間」

【例】
5月7日に申請書類を郵送し、6月1日付けで事前申出完了通知が届いたと仮定すると、助成対象期間は6月1日から8月31日まで
もしも、4月1日にテイクアウトメニューの広告掲載費が発生していて経費計上していたら、助成対象期間は4月1日から6月30日までだと考えられます。

イ 誓約書

ご不明な点等は、公益財団法人ひろしま産業振興機構 新型コロナ対策事業推進チームにご連絡してみてください。

土日祝を除く平日であれば、午前9時から午後5時までなら電話相談もできます。

▼公益財団法人ひろしま産業振興機構 新型コロナ対策事業推進チーム
082-207-0226(直通) 

また、上記法人のHPのリンクがこちらです。募集要項や助成金交付要領をご一読ください。
テイクアウト・デリバリー参入促進事業開始のお知らせ|ひろしま産業振興機構

【ライター紹介】 行政書士 中嶋 直哉

私は東広島市福富町で行政書士事務所と、キッチン付きシェアスペース「ぷらっとハウス(飲食店営業三類許可取得)」を運営しています。

コロナ禍で特に影響の大きい飲食店支援策は多く出ていますが、逆に色々ありすぎてわかりにくくなっているように思います。

「〇〇で困っているがなにか使える制度はないか」や「この制度の対象に自分はなるのか」等、気になることがありましたらご連絡ください。

行政書士 中嶋 直哉
080-6330-9082
nakashima.gyosei@gmail.com
〒739-2301東広島市福富町上竹仁1251-1

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